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境内

龍蔵寺の境内には、千三百余年を超える歴史と、四季折々の自然、そして数多くの信仰の場が調和しています。
建物や仏像を巡ることで、長い歴史と人々の祈りに触れることができます。

主要伽藍

伽藍は参拝の中心であり、荘厳な佇まいが境内を包みます。
その姿は、時を超えて受け継がれる深い信仰の証です。

  1. 1本堂

    龍蔵寺のご本尊・阿弥陀如来は大内弘世公の開府時に西方守護として安置されたと伝わる。当山には毛利家ゆかりの木造釈迦如来坐像(厨子付・17世紀後半)も伝わり、大切に祀られている。

  2. 2観音堂

    観音堂には馬頭観音菩薩が祀られている。衆生救済の仏として信仰され、人のみならず動物やペットの供養の参拝も多い。堂内には観音の三十三身にちなむ三十三枚の絵馬が安置され、「絵馬堂」とも呼ばれている。

  3. 3宝物殿

    宝物殿には、秘仏千手観音坐像(山口県指定文化財)をはじめ、胎蔵界の 大日如来坐像(重要文化財)、四天王扉絵(重要文化財)など、龍蔵寺に伝わる貴重な寺宝が安置されている。

  4. 4護摩堂

    護摩堂は、護摩祈祷を修する道場である。護摩木を焚き、仏の智慧の火によって諸願成就や災厄消除を祈願する。堂内には、広島平和記念公園の平和の燈とともに、空海が灯したと伝わる消えずの火「龍蔵寺の龍燈」が安置されている。毎月二十八日には護摩行が厳修される。

  5. 5奥之院

    奥之院は、龍蔵寺開創の地と伝えられる霊地である。古くは 役小角 が熊野権現を勧請し「龍の蔵」と名付けたと伝えられる。岩窟には大日如来の線刻磨崖仏があり、空海の作と伝えられている。

自然と景観

庭園や樹々、滝の音が織りなす風景は、
四季ごとに異なる表情を見せます。
訪れるたびに、新たな静けさと潤いを
感じることができます。

  1. 6雪舟庭

    雪舟庭は、室町時代の画僧 雪舟 が作庭したと伝わる庭園である。後に作庭家の 重森三玲 により手直しが行われ、現在の姿となった。水の流れを表現した庭として「流水の庭」とも呼ばれている。

  2. 7鼓の滝

    鼓の滝は、龍蔵寺境内に流れる三段の滝で、山口三名滝の一つに数えられている。古くから龍神が宿る霊地として信仰され、滝の前には滝不動が祀られている。この滝のもとでは修行として滝行が行われ、毎年十一月には滝前で護摩行が厳修され、仏鼓の奉納演奏が行われる。

  3. 8大銀杏

    境内にそびえる大銀杏は、高さ約四十五メートル、樹齢約千年と伝わる巨木で、日本一高い銀杏の木として知られ、国の天然記念物に指定されている。秋には境内一面を黄金色に染め上げ、龍蔵寺を象徴する風景となっている。

石仏・
信仰スポット

境内には多くの石仏や祈りの場が点在しています。
参拝することで、人々の願いや祈りの心に触れ、
静かなひとときを過ごすことができます。

  1. 9大聖青不動明王

    大聖青不動明王は、高さ約十メートルを誇る大きな尊像である。不動明王は人々の迷いや煩悩を断ち切り、正しい道へ導く仏として信仰されている。このお不動さまの前では、毎年二月に火渡り神事が行われ、多くの参拝者が無病息災や諸願成就を祈願する。

  2. 10中国四大聖地沸堂

    中国四大仏教聖地で製作・開眼された御仏を祀るお堂。名刺を奉納すると名声や事業発展のご利益があるとされ、参拝は四度巡り、成就後も四度の礼参りを行う。

  3. 11ぐち聞き地蔵

    まじめに生きる人ほど愚痴をこぼすもの。誰にも言えない思いは小さな地蔵に預け、すっきり前を向いて生きてほしい。心豊かに悔いなき人生を歩めるよう願う誓いである。

  4. 12ちょうだい地蔵

    ちょうだい地蔵は、「あなたの苦しみ、ちょうだい」と人々の苦しみや悲しみを引き受けてくださる、龍蔵寺にしかいないお地蔵さまである。そっと手を合わせ、自らの悩みや苦しみを預ける仏さまとして祀られている。

  5. 13ぼけ封じ観音

    人は三度死ぬといわれ、とくに「人間的死」である認知症を防ぐことが大切。当山はぼけ封じ観音霊場として祈祷と精進を勧め、健康長寿を願っている。